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蘇州小旅行-硬座特快

  

2004年 10月 03日

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上海駅の待合室はいくつかあって、私たちの乗る列車番号を探して該当の待合室へと入る。
広い待合室は一種空港のロビーのようだけれど、
ズラッと並んだ椅子の数とひしめくようにその空間にいる人の数が異様な感じもする。
ここでもまたその熱気にカウンターパンチを浴びたようだ。相変わらずカメラを構える心の余裕はない・・

すでに検札が始まっていたので、その列に並ぶ。
9時発の南京まで行く「新空調硬座特快」で、蘇州は最初の停車駅だ。料金は15元。
新空調・・エアコンつきの新型?硬座・・って、椅子が硬いの?どんなの?
まるで状況がわかっていないので、わくわく感よりも不安が先立つ。
回りにいる人たちは私たちと似たような顔をしているのに、話している言葉は全然違うというのも
またさらに不安な気持ちをかき立てるのだ。

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列車は白とペパーミントグリーンのツートンカラーのこぎれいな車両で、何両編成なのだろう?かなり長い編成のようだ。
私たちの乗る車両は11号車の2階席。
ドアのところで切符を見せる。すでにたくさんの人が座っている。
目指す座席にも人が・・!え?人が座っている・・?
どうも適当に座っていたらしく、切符を見せると自分の切符を確認してちゃんと正しい席に座り直してくれた。

硬座・・と言っても、ごく普通の座席だった。
通路をはさんで4人掛けボックスシートと6人掛けボックスシートが並んでいる。
車内は満席のようで、席のない人は通路に立ったり座ったりしていて結構混んでいる。
そして、車内は騒々しいくらい。大きな声で話をしている人はあちこちにいるし、時々携帯の着信音も響く。
そのすべての物音が頭の上を通過していくような感じがする。

目の前に座っている親子(おばあちゃんとその娘風)はアクセサリーをつけて、携帯電話も持っているところから、
そこそこの家庭の人なのだろう。歯のないおばあちゃん向けにゆで卵やバナナを持参していた。
私たちは蘇州で降りたけれど、その先どこまで行くのかな?
車内では、お湯のサービス、フルーツの盛り合わせや菓子、飲み物の販売や新聞・雑誌の販売がある。
売りに来るのは女性。切符を切っていたのも女性だったな。

蘇州までは小1時間。
車内の雰囲気に圧倒されつつ、車窓の風景にまた中国という国の幅広さを感じていた。
ガイドブックには載ることのない景色が広がるのだ。
きれいなマンション風のビルや新しい道路も見えるけれど、多くは貧しい農村の風景が通り過ぎて行く。
中には故意に木を並べて隠している?と思われる風景もある。
もしかしたら、私たちはすごい体験をしているのかもしれない。
これが、1万何がしかを支払って蘇州1日観光ツアーに参加していたら、
バスで送り迎えをされて楽しく過ぎるだけだったかもしれない。


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by alohabreeze | 2004-10-03 11:38 | 上海/Shanghai